大阪府立花の文化園へ着いたのは夕方の午後の3時半を過ぎていた。
次々と入園客が帰って行く。今頃から入ってどうするの?
・・・ってなふうに見られているかも知れない。
何度か来たが、来るたびに花の文化園は進化しているように感じる。
いたる所に様々な花が植えられて、施設も充実している。
勿論年中で今が最も花が充実する時期だということもあるかもしれない。
しかしそれを差し引いても見事に整備された花園である。
これほどなら朝早く来て一日ゆっくり楽しみたいものである。
夕方に入園するなんてもったいない限りだ。
時間も無いのでバラ園とクレマチス園を見る事にした。
三角の大温室の前がバラ園だ。バラは満開、素晴らしいバラ園である。
今回この花の文化園に訪れた楽しみの一つはクレマチス園だ。
実は私はこのクレマチスの花が特に好きなのだ。
清楚で上品で美しい。少し朝顔に似ているところがある。
小学生の頃、学校の課題で良く朝顔を育てたものだ。それが脳裏にインプットされているせいだろう。
クレマチスはテッセンともいう。
厳密には少し違うようなのだが、人工交配や品種改良によって園芸種が充実してきたいる
近年ではほとんど同じに扱われている。
花の文化園のクレマチス園はバラ園の奥にありバラ園と一緒に楽しむことが出来る。
普通に見ているとバラとクレマチスは良く似た所もある。
しかし良く見ると雰囲気は全く違う。
出来る事ならバラとは少し離して欲しい所だ、でないとクレマチスの本当の良さが分かりにくい。
花の文化園のそれは規模はやや小さいが290品種450株と結構充実している。
独自で見るととても素敵なクレマチス園である。
(
花の文化園のバラ園はこちらでご覧ください)