勝原花桃の里
勝原花桃の里は福井県大野市にある山あいの里である。
JR越美北線の「勝原駅」周辺が約150本の花桃で別世界に変わる。
勝原花桃の里は今、最も熱い花の人気スポットだ。
是非とも見たいという思いがつのり予定をたて、この日、満を持して訪問した。
夜の12時頃に家を出て湖西道路、国道8号線を走り午前4時過ぎに勝原花桃の里に到着した。
勝原花桃の里は昼間は大変な人で混みあう。
駐車場も小さく10台も止められない。昼間なら車は遠くに停めてシャトルバスに乗るそうだ。
勝原駅は無人駅だ。薄暗い早朝なので先ずはホームに立った。
目の前はカラフルな花桃の世界が広がっている。
今までに見たこともない不思議なおとぎの世界のようでもある。
徐々に空が明るくなってくるに従い花桃の色が鮮やかになってくる。
チューリップ、菜の花、水仙、芝桜など・・・いろんな花も美しく浮かび上がってくる。
ここは花の宝庫だ、まずはそう感じた。
山あいに可愛い花の宝庫を見つけたような気分である。
秘境ともいえる山あいのこの小さな駅には花見ファンが求めているもの缶詰のように詰まっている。
早朝であるにも関わらず夜明けとともに続々と車が来る。
カメラマンが三脚を立てカメラの砲列が敷かれる。
小さい安物カメラを手に持つ私が横に行くのは一寸気が引ける。
場所をこまめに変えてチョコチョコ撮っているのは滑稽にうつっているかもしれない。
5時38分、一番電車がライトをつけてやってきた。
薄いブルーを基調とした一両だけの可愛い電車だ。
天空の城ととして人気の大野城などが漫画風に可愛く描かれている。
花桃に包まれた駅舎の風景とこの電車のコラボがカメラマンの大人気となっているのだ。
日本でこれほど美しく、可愛いく、ロマンチックな花と駅舎と電車の風景が他にあるだろうか?
6時10分、先ほどの電車が九頭竜湖で折り返し戻ってきた。
撮る場所を変えて又シャッターを切った。
勝原花桃の里はいつまでも夢の国として記憶に残るに違いない。
おすすめ度 |
(3.5) |
花桃は連休頃までは見られるという事です。が、散らないうちに早めの方が良いでしょう。
花桃の時期、早朝以外はまず車は停められません。
少し離れた所に駐車場が用意され、シャトルバスが運行するそうです。
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勝原花桃の里の景色です
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