国の特別史跡となっている本薬師寺跡は奈良県橿原市にある。
その本薬師寺跡の周辺の休耕田に見事なホテイアオイが咲く。
ホテイアオイの名所としては全国でも珍しいのではないだろうか?
6月下旬くらいに近くの小学校の生徒たちが14,000株ほど植えつけてくれる。
一株が土の中で茎を伸ばし株を増やす。そして多くの花をつける。
花の数は一株に十数個も咲かせるというからその繁殖力は強い。
最盛期には50〜100万輪くらいの花を咲かすとも・・・。
ホテイアオイは独特の形をした花を咲かせる水草である。
花は薄青紫色で花びらは六枚、上に向かって咲く。
本薬師寺跡周辺のホテイアオイの見頃は8月末から9月末くらいである。
そして本薬師寺跡周辺の広大な水田(1.4ha)を埋め尽くしているのだ。
畝傍山を背景に一面、薄青紫のホテイアオイの花は凄いの一言につきる。
本薬師寺跡には真っ赤な彼岸花の群生も見られそのコラボは
美しく、そして何とも不思議な光景でもある。
(
本薬師寺跡の彼岸花はこちらでご覧ください)