永源寺の紅葉

滋賀東近江市の永源寺は古くから紅葉の寺として名を馳せている。

国道421号線沿いの民間の駐車場に車を停める。
永源寺境内には観光用の駐車場は無い。
愛知川に架かる紅葉橋という朱色の橋を渡る。
橋の左手向こうに日帰り温泉の八風の湯が見える。

そして橋の右手が永源寺の境内だ。
屋台が出て賑わっている。今が紅葉真っ盛りのようだ。
橋の下は愛知川だ。右手の渓谷は赤や黄色の紅葉と緑のモザイクで美しい。

橋を渡って右へ進むと長い石段が続く。
お年寄りは大変だ。
しかし、美しい紅葉や岩に彫られた石佛が癒してくれる。
石佛は十六羅漢といって江戸時代に彫られたものだそうだ。
石段が終わると緩やかな道になりやがて永源寺の総門が見えてくる。

総門の手前もかなりのモミジがあるがまだまだ緑が強い。
総門をくぐると色鮮やかな紅葉が頭上を包む。

右手には愛知川を望むことが出来る。
紅葉越しに見る渓谷は大変美しい。

永源寺の山門の周辺も紅葉の見どころだ。
紅葉に包まれた山門を眺めていると何か心が落ち着いてくる。

山門から中の境内は一層鮮やかな紅葉の世界だ。
参道を挟んで数々の伽藍が立ち並び、その前や横あるいは後ろで
鮮やかな紅葉が伽藍を包み込んでいる。
境内の裏出口まで、隅から隅までと言っても過言でないほど紅葉で溢れている。

永源寺はまさにトップクラスの紅葉の寺である。
おすすめ度
(4.3)
車でないと交通の便が悪い所です。又山門までの石段を上がるのも大変です。
それでも出来れば、一度はご覧いただきたい紅葉の名所です。

紅葉に包まれた永源寺をご案内しましょう


永源寺は愛知川沿いにある

紅葉橋、向こうは八風の湯

永源寺は橋の右手だ

露天が並ぶ

石段を上がって行く

 永源寺楓林の石塔がある

岩に十六羅漢が彫られている

総門に着いた

紅葉の総門を振り返る

 愛知川を見下ろす

山門越しに紅葉が美しい

山門を入った所

黒い鐘楼が中央に立つ

法堂周辺は紅葉に包まれる

経堂の白壁に紅葉が映える

不動明王の看板、茶所でもある

山手の方も紅葉が多い

 茶筅塚がある、塚の右上に

珍しい紅葉!銀糸?燕換?

この先は裏の出口となる

永源寺境内の紅葉をご覧ください