しんあさひ風車村のルピナス

滋賀県高島市の湖周道路沿いにありスケールが大きく大変人気のある花園でしたが
現在は花の栽培は殆んど行われていません。現在はグランビング施設のある道の駅となっています。
多くの人々の心を癒してきた感動の花園であっただけに再開されることを強く望みたいものです。

＜以下は訪問した当時のままの訪問記です＞
新旭風車村は滋賀県高島市にある道の駅であるが新旭花菖蒲園としても有名な所だ。
花菖蒲の他に菜の花、チューリップなども咲く花園である。
大きな風車をバックに咲く花はどれもが一味も二味も違う。

ルピナスもその風車をバックに一面を埋め尽くすように咲いている。
約5000株10万本の花が咲くルピナス園は勿論関西最大級だ。
2010年から開業しており、年々数を増やし充実してきている。
毎年「ルピナスまつり」として多くの客を集めている。
この日は平日にもかかわらず大変な賑わいだ。
花めぐりの観光バスも次から次へと乗り入れてくる。
関西でも珍しいルピナスの花園を一目見ようと各地から花見客が訪れているのだ。

ルピナスの花はフジの花によく似た形だがフジとは対照的に上へ上へと登るように花が咲いていく。
そこから「ノボリフジ」という呼び名もついているほどだ。
しかし花の趣は全く違う。
フジの花は上品な美しさである。
ルピナスの花はそれとは対照的にカラフルで度派手である。
フジの花が醤油顔ならルピナスはソース顔といったところか。
ルピナスの花は空を突きさすように雄大で花穂は60cm位にもなる。
ルピナスが群生する姿は都会の高層ビル群にいろんな色を塗りつけたようで
美しいのみならず、誠に楽しくユニークで楽しい花だ。

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