明石海峡公園のユリ

6月10日というと花見には少し中途半端。バラ、ユリ、花菖蒲は終わりかけ、アジサイには少し早い。
花の時期に合わせて出かける余裕のない者にとっては出かけられる日にちに合わせて花を選ばなければならない。
辛いところだがそれが現実だ。

明石海峡公園のホームページを見るとまだユリが見られるとなっていたので明石海峡公園へ行った。
久しぶりに見るユリだ。自宅周辺でもユリは少しだが見られる。しかし群生しているユリの景色が見たいのだ。
公園の入り口でユリはどこですか?と尋ねた。はやる気を抑えて教えてもらった方向へ歩いた。

ポプラの丘から見る景色が私のお気に入りだ。その丘のすぐ近くにユリの花が咲いていた。
時期的にはもう終るころなのでもう枯れた所は処分してしまったのだろうか?
この日は全部で800本くらいだろうか?数か所の分散して植えられている。
エドカワラナデシコという花がユリを囲むようにして植えられている。
ユリが豪華に見え雰囲気が盛り上がり本当に美しい。
本当のところを言えば私個人としてはシンプルにユリを楽しみたい。
余分な味を加えるよりは素材そのものの味を楽しみたいというのもあって、やや違和感を感じた。

勿論それにはユリの量というのも左右する。
量的に少なければ、周囲が広々としているだけにどうしても貧弱に感じてしまう。
それを防止するための処方であると理解してはいるのだが・・・。
そして、鑑賞する方の欲望が深すぎると言われればそうなのだが・・・。

ユリにとってはこれほどよく似合う場所もそうざらには無い。
今回、ここでユリと出会えたことは素直に嬉しい。
関西はユリの名所が少ないので今後に期待したいと思う。
そして少しでも多くの人にユリの美しさとその景色を楽しんでもらいたいものだ。
おすすめ度
2.4
ユリだけで見ると量的には物足りない。が、この花園はいろんな花が物凄く咲いている。
ユリはその一部に過ぎない。おすすめ度としてはユリだけの評価なので低くなっています。

明石海峡公園に咲くユリです