法隆寺、法輪寺、法起時を中心とした斑鳩の里はハイカーの人気のスポットだ。
三重塔を始め国宝級の文化遺産と素朴な風情が人々の心を引き付けている。
「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」と詠われているように柿がピッタリとくる雰囲気である。 柿はこの時期あちらこちらでおいしそうに色づき実っている。
が、コスモスはというと法隆寺、法輪寺の周りではほとんど見当たらない。
しかし、法起時に近づくにつれ休耕田に栽培されているコスモスが目に飛び込んでくる。
栽培されている休耕田はあちこちに点在している。
10ヶ所以上はあるだろうか、コスモスの里作りに地域ぐるみで力をいれているようだ。
法起時の近くにあるコスモス畑では多くの人がカメラを向けている。。
三重塔とコスモスはさすがに絵になる。ドラマチックな出会いと言ったら大げさだろうか？
もし、三重塔が無ければ単なる普通のコスモス畑であろう。 三重塔は日本が誇る文化遺産だが、祖先は意図して花や草木に似合うようと建てたのだろうか？
どちらにしてもこれほど美を追求した建築物は無いのではなかろうか？ コスモスとともに見ているとそう思わずにはいられない。 勿論、柿やススキとでも絵になる。何と外来種のセイタカアワダチソウとでも絵になる。
が、コスモスには遠く及ばない。と言うのも大げさだろうか？