あわじ花さじきの菜の花
淡路島のあわじ花さじきは私の大好きな花園である。
今回は菜の花を観に訪れた。
花さじきの丘は菜の花がまさに見頃。
黄色のじゅうたんを敷き詰め我々を歓待してくれる。
足元からは黄色い菜の花のじゅうたんが眼下の海に向かって敷き詰められている。
青い空、少し深い蒼の海、山々の緑、そして足元を埋め尽くす黄色い菜の花、
それぞれが太陽の光を浴びてグラデーションを描き輝いている。
天と地が一体になっている。実に雄大で美しい。
天空の花園というよりこの世の天国だ。
あわじ花さじきの標高は270m前後とそれほど高いというほどではない。
が、眺望が実にすばらしい。
なだらかな丘の上から海を眺めるとそれだけで心が癒される。
菜の花のはるか向こう、紀伊水道を行きかう船が小さく見える。
そして反対側を眺めると牛が草を食んでいる。
足元の花々は優しく体を包んで上の方に持ち上げてくれる。
身も心もふわりと軽くなったようだ。
時間はゆっくり流れ、我を忘れて自然に身を委ねる。
なんと贅沢なことであろうか。
なんと幸せなことであろうか。
あわじ花さじきは何度でも訪れたい、そんな天国なのだ。
おすすめ度 |
★★★★ (3.8) |
あなたが関西と四国に住む人なら一度はたずねて欲しい所です。
花のお遍路ならまずここから初めてみてはどうでしょうか。
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