ブルーメの丘のチューリップ

ブルーメの丘はドイツの田舎の景色を模して造られた農業のテーマパークだ。
滋賀県では人気が高く、京都や大阪方面からも多くの人が訪れる。

この日は絶好の日和に恵まれチューリップが今が我が世とばかりに
光り輝いて咲き誇っていた。

ブルーメの丘はドイツの田舎村を模したという建物が建てられている。
その光景はまさにチューリップの舞台としてドンピシャ！なのだ。
レンガ色の屋根、白い壁、芽吹いてきたメタセコイアなどの木々、そして青い空・・・。
全てがチューリップのために備えられているようだ。
チューリップたちにとってはこれ以上の舞台はないのではないだろうか？

その舞台で演ずる彼女たちは,私たちこそが花の女王なのだ・・・
と言っているように聞こえる。
赤、黄、白・・・・・、鮮やかな色彩の帯が観る者を圧倒し釘付けにする。
私たちはその場に立ちすくみ動けなくなりそうだ。

そして花の女王にひれ伏す。
参りました。

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