清住のコスモス

丹波市の清住と云えば関西で随一のカタクリの里。
今回の訪問目的は勿論コスモス。

入口で入園料300円を支払ってコスモス畑の方に歩いた。
右手の山裾がカタクリの園であるがこの時期は閉鎖中である。
数件の家の間を通り抜けると一面をピンクに染め上げているコスモス畑へと出た。
少し西に傾いたお日さんを浴びて乱れ咲く優しいコスモスの世界だ。

幾つかの通路を挟んで右に左に・・・。
歩いても歩いてもコスモス畑は次から次へと現れる。
いったいいくつの田畑をコスモス畑にしているのだろうか？
数えきれないほどの田畑を使っている。
よくもこれほど多くの農家の方が協力してくれているものだと関心する。

右手の方に少し色の違う田畑があった。
柿色の花が一面、キバナコスモスである。
ここだけでも見ごたえ充分である。
キバナコスモスをこれだけの広さに植えているのは初めて見た。
コスモスの名がついているが少し種類が違う。葉の形が全く違うのだ。
黄色のコスモスも品種改良で作られているが
まだまだ何所にでもという訳ではないようだ。

関西トップクラスともいえるビッグスケールの清住コスモス畑。
ゆっくりと歩いて楽しませてもらった。ありがとう。
いつの間にか夕日が西の空に傾いていた。