生石高原のススキ

実は昨年、生石高原へススキを見にやってきたのだ。
ところがあいにく天気は最悪、生石高原は雲の中、ススキは黒く穂を閉ざしていた。
視界は10メートル先がやっと見えるくらいだった。

しかし、どうしても生石高原はススキは見ておきたい。
高原のススキの群生する姿は私にとってそれだけ値打ちのあるものなのだ。
そんな思いが生石高原へと車を走らせた。
快晴というわけではないが天気は上々。
細い山道を走らせ生石高原へ到着だ。
ススキたちはすこぶる元気な姿で私たちを迎えてくれた。
ふさふさというのか、たわわにと言ってよいのか?
輝くススキの見事な群生である。

生石ヶ峰の頂上まではゆっくり歩いて1時間ほど、山道とはいえ全体に平坦で 歩きやすい。
優しいススキに包まれながら眼下の素晴らしい眺望を楽しみ、山々の稜線の
景色を楽しみ,時にはススキをかき分けゆっくりと歩いた。
山一面がススキで覆われる景色は本当に何にも言えない。
ただ感動だけで頭の中が支配されているようだ。

生石山の頂上からの眺めも抜群だ。
遠くの街並みも紀伊水道の海も霞んでみえるが
それもまた柔らかいススキのイメージにぴったりなのかもしれない。

本当に来てよかった。生石高原、ありがとう。ススキよありがとう。
おすすめ度 ★★★★
(4.0)
生石高原は山頂近くの高度迄車で行くことが出来る。
それだけに大変歩きやすい。又紀伊水道を遠くに望み眺望が大変素晴らしい。
山登りの雰囲気も充分だ。広い高原一面に広がるススキはダイナミックだ。

ススキの生石高原をご案内


駐車場から少し進むと

山の家おいし

中はログ風のレストラン

 山羊がお出迎え

高原らしい平地

山の神の祭壇?

 この先の断崖の側から

の眺めはバツグン

生石山頂も望める

ススキの上に展望台も

ススキの下を潜るように進む

リンドウの花も咲いている

 ススキに被われた道を進む

生石山頂に着いた

無線中継所の方面を望む

山頂からススキ越しに望む

生石高原のススキをどうぞ

ススキ高原のイメージはやはり横長の画像が一番