曽爾高原のススキ

曽爾高原(そにこうげん)はススキの名所として名高い。
奈良、榛原から約30km、1時間ほどの所にある。
自宅からは約80km、3時間ほどで到着した。
空は素晴らしい秋晴れだった。

山裾の高原に群生するススキは素晴らしい美しさを見せてくれた。
この美しさは花の美しさというよりは心で感じる美しさである。
高原はまさにススキのために用意された最高の舞台だ。
お亀池という湿地を中心にその周囲をススキが覆いつくしている。
高原と言われる平地にも山の斜面にも、
木は一部の所を除いては ほとんど生えていない。
自分の周りすべてがススキなのだ。
そしてススキが太陽の光を浴びてキラキラ輝く。
山の緑をバックに、湿地をバックに、そして青空をバックに・・・。
ススキは銀色にも、黄金色にも、白にも・・・、
時間や場所、太陽の当たりかた、穂の開きぐわい、
その場面、その場面で色々な変化を見せてくれる。
その変化が楽しい。
そして観る人の心になんともいえぬ癒しと感動を与えてくれる。

何でも、夕日を浴びるススキが最も感動的だとか?
残念ながら、夕暮れ時は高原の手前にある「お亀の湯」に浸かっていた。
うっかりである。夕日の中のススキを撮り忘れるとは・・・。
カメラマン失格である。
しかし、曽爾高原は素晴らしいススキの名所である。
機会があれば是非 もう一度訪れたい。
おすすめ度 ★★★★
(3.8)
曽爾高原は三重県との県境に近く、交通が不便な所です。
しかし、それを差し引いても観る値打ちがあります。
ススキが単なる雑草のススキではなく、感動のススキが見られます。

曽爾高原のススキへご案内


曽爾高原ファームガーデン

売店,食堂,弁当屋,パン屋もある

その奥には「お亀の湯」がある

高原には約300台の駐車場が

ススキに被われた小路を進む

中央広場だけはススキは無い

下で買った松茸ご飯を食べる

一面のススキを撮る

広場から少し山手に進む

少し険しくなってきた道を登る

山の上もススキで覆われている

亀山峠付近からお亀池を望む

眼下に曽爾青少年自然の家が

亀山峠付近からの眺めは最高だ

ハイキングというよりは登山?

亀山からススキの中を下る

曽爾高原のススキをどうぞ

右手前が広場、色濃い所がお亀池、左手が亀山