大原の里の彼岸花

大原は鯖街道の京都側の入口だ。

その昔、鯖を運ぶ人たちも大原の彼岸花を見ていたであろう。
と言っても昔は彼岸花はどこにでも道端に咲いていただろうし、
彼岸花に感動することも少なかっただろう。

しかし、現代においてはストレスの多さから花に癒しを求め、
感動をもらいに遠くへも花を見に出かける時代だ。

大原の里に来て散策するだけでも心を癒すことが出来る。
その上、美しい花が見られたら言うことはない。
例え路傍の花でもその人の受け止め方しだいで心が温まる。
彼岸花は路傍の花と言ってもよいだろうが、
そのあでやかな花模様と真紅の赤は京都大原には少し派手すぎるかもしれない。
しかし、そんな心配は無用のようだった。
小雨の降りしきる大原の里にしっとりと溶け込んでいた。

彼岸花は本当に不思議な花だ。
日本のどんな風景でもうまく溶け込んで景色を造ってくれているようだ。

おすすめ度
(2.3)
大原の里に彼岸花はそこそこ咲いてはいますが
残念ながら咲いている場所が田畑の中がほとんどです。
無理に近づくとと田畑を荒らしかねません。遠くから景色とともに楽しむ程度でしょう。

京都、大原の里の彼岸花をご案内


京都に向かって右に入ると

彼岸花が咲く大原の里

彼岸花はここが多い

彼岸花の凄い群生だ

のどかな田の畔に咲く

下からも撮ってみた

少しピンク色の彼岸花も

大原の里、朝市のノボリ

大原ふれあい朝市が・・・

雨にけぶる大原の里

中央を流れる高野川畔にも

彼岸花の側で泳ぐカルガモ

大原の里の彼岸花をどうぞ