橘寺周辺の彼岸花

秋のお彼岸の頃になると飛鳥の里一帯のいたる所で
彼岸花が田畑の畦を紅く染めている。
日本の懐かしい風景が広がっているのだ。

中でも彼岸花の見どころは橘寺周辺、飛鳥寺周辺、稲渕棚田である。 10年ほど前には石舞台古墳の周辺も凄い彼岸花が見られたのだが・・・。

橘寺の駐車場に車を停めた。
橘寺は聖徳太子の生誕の地(すぐ近くの所)であり、
又、橘寺は聖徳太子が建立した寺とも云われている。

参道には多くのカメラマンがそれぞれにシャッターを切っている。
田畑の畦には赤く帯をなして彼岸花が咲いている。
もう少しボリュームのある彼岸花を期待したのだが・・・。
周辺は田園風景が広がり、その広さゆえの感じだったのだろう。

期待を込めて橘寺の境内に入った。
外から見ると彼岸花があるようには見えない。
が、せっかく来たのだし芙蓉の花も咲いているので拝観料を払って境内に入った。

彼岸花は・・・?
無い、殆んど無いと云ってよい。
僅かに本堂周辺に白い彼岸花が咲いている。
出来るなら紅白で彼岸花を見たかった。
そう思うのは私だけか?

しかし、芙蓉の花は半端ではなかった。
期待以上の株数の芙蓉が観られて花見ファンとしては満足だった。

おすすめ度
(2.3)
花見ファンならずとも飛鳥へは訪れたという方は多いでしょう。
彼岸花は飛鳥寺周辺だけだとやや物足りないですが、
飛鳥一帯のいろんな所で彼岸花は咲いています。
是非、彼岸花の咲く頃にもお出かけください。

橘寺の周辺に咲く彼岸花です