姫路バラ園

姫路バラ園の特徴は西洋彫刻のレプリカとの調和でしょう。
そう広くないバラ園なのにあまりにも多い白いモニュメント、
最初入園したとたん強烈に目に飛び込んでくる。
その存在感に少し違和感を感じながらバラを観賞して行くうちに
バラの圧倒的なボリューム感と美しさに感動し、やがて違和感も薄れてしまい、
この不思議なエセ西洋の花園がこの世から離れた一つの別世界を創り出しているようです。
姫路バラ園は姫路市の北部に位置しどちらかと言えば農村地域にあり立地としてはあまり有利ではないのですが
バラ園の創業者の情熱とこだわりが強くにじみ出ている楽しいバラ園といえるでしょう。
折があれば何度も訪ねたいバラ園です。

静かな農村地にあり両側を川に挟まれたバラ園ですが
道路からは工場の裏手にあり全く目に付かず
看板等が無ければ見落としていまいそうな場所にあります。
バラ園からも片一方に工場の建物があり若干雰囲気を壊しています。工場が無ければと、つい思いますが、
オーナーの溢れるアイディアでそのマイナス点を見事にカバーしています。
強烈な白いモニュメント数々もその一つなのです。

---