高源寺の紅葉
高源寺は丹波きっての紅葉の名所として知られている。
兵庫県でもトップクラスの人気を誇る紅葉である。
惣門といわれる小ぶりの門をはいるともうそこは紅葉の世界が広がる。
緩やかな石段は紅葉のトンネルだ。
この日は11月半ばを少し過ぎたというのに紅葉はもう色あせてきている。
周辺はモミジがかなり多い。絶頂期であれば間違いなく圧倒される紅葉だ。
朝が少し早いということもあり山あいの寺にはまだ日は射していない。
山門が見えてきた。前に少し荒々しい石段があり見上げるとやや色あせた紅葉が
まるで僧侶の袈裟を掛けたようでもあり厳かさを増している。
山門から来た道を見下ろす紅葉もすごい。
方丈(本堂)まで登って来た。方丈周辺そして鐘楼と紅葉に包まれている。
鐘楼の奥にある小さな橋を渡ると三重塔だ。
幾多の戦火を逃れた立派な三重塔はいかにも年代を感じる。
そして周りの紅葉がより一層 歴史の重みを深めているようにも思える。
駐車場に10時頃戻って来た。その頃ようやく日が射してきた。
紅葉真っ盛りの頃、もう一度訪れたい。そう思わせる高源寺であった。
(画像などは2021年11月18日に訪問した時のものです。)
おすすめ度 |
(4.0) |
高源寺はいろんなシチュエーションで紅葉を見せてくれます。
量的にも十分満足できますし、境内は変化に富んでいて紅葉の楽しみ方も変化します。
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高源寺の紅葉です