王地山公園の紅葉

王地山公園は篠山城の東にあり小高い丘陵地帯である。
王地山公園は春は桜、秋は紅葉の名所として市民の憩いの場所となっている。

到着したのは午後2時、左右に紅葉が見られるが先に王地山公園と大きく看板が出ている方に階段を上がった。
桜の木はすでに散ってしまっていて、その奥に赤く色づいたモミジが見える。
「まけきらいの道」、面白いネーミングの道の脇は太陽に照らされた紅葉が輝いている。
まけきらい稲荷の方へは進まず一旦下の道路迄降りた。
(稲荷の方にも紅葉があり、もう少し頑張って歩けばよかったと後悔している。)
少し広くなった三叉路の道路脇も真っ赤な紅葉だ。
谷の下の方に目をやる。
太陽に輝いて谷底から燃え上がる炎のように見える。

そして展望台の方に向かった。
下から見える紅葉は何とも鮮やかだ。
上るにつれますます鮮やかさが増す。
太陽はやや右上にあり、下からは逆光になるが、それがたまらない美しさである。
まさに山が燃えている。そう表現するしかない。
展望台からは街並みと篠山川が紅葉の向こうに見える。

「流れる雲よ 城山に のぼればば見えるきみの家・・・♪♪」
「青春の城下町」の一節が頭をよぎった。
ここは美しい日本の城下町の紅葉が観られる場所だ。
(画像などは2021年11月18日に訪問した時のものです。)
おすすめ度
(3.4)
山全体が紅葉で覆われるというほどではありませんが、
ポイントポイントで素晴らしい紅葉を見せてくれます。

王地公園の紅葉です