蜻蛉池公園の水仙郷
岸和田市の蜻蛉池公園へ来たのは3回目だ。
バラの美しさに感銘を受け、桜の美しさに感動した。
蜻蛉池公園の水仙はどうなのか?
水仙郷と名付けているが淡路島や越前海岸の広大な水仙郷と比べてどうなのか?
都会周辺の花園なんだからそんなに大きなスケールを求めてもどだい無理、
土地が高価だから?・・・というイメージでどうしても見てしまう。
しかし蜻蛉池公園の水仙郷はそんな私の考えを吹き飛ばしてくれるのに十分だった。
全長は100m余り、幅は50mもあるだろうか?
都会の側だからスケールそのものが小さいのはやむをえない。
しかしスケールの小ささを感じさせない企画や設計がある。
どうすれば水仙の群生を綺麗に見せられるか?
水仙のみならずどんな花でも人の手で造られた花園は
どうすれば美しさを凝縮させ人を感動させる事が出来るかが課題なのだ。
蜻蛉池公園の水仙郷はまさしくその良き代表例だろう。
そう思うほどの素晴らしい水仙郷である。
私は巷にあふれている ”いいね!”は好きでないが
蜻蛉池公園の水仙郷だけは ”いいね!”を付けてみたい気がする。
と云うよりもこの水仙の花園を企画設計して造られた技術者に
そして維持管理されている方々に”あっぱれ”をさしあげたい。
少し言わせてもらうなら、池が沢山あるのでその池の側に造って欲しかった。
なぜなら花園というものは海や湖、山々などを背景に利用すれば
自然性が増し、いっそう人の心に染み込んで行くからだ。
まあそこまでは贅沢過ぎるというものだろう。
このままでも最高ランクの水仙の園であることには違いない。
おすすめ度 |
(3.4) |
水仙のために造られた水仙だけの花園です。
心が現れるような清楚な雰囲気が流れています。
駐車はファミリーマート前の第一駐車場に車を停めた方が水仙郷までは近いです。
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蜻蛉池公園の水仙郷です
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