玉祖神社の水仙

玉祖神社は水仙の名所のみならず
なかなかユニークな神社なのである。

玉祖神社に到着するやいきなり鶏の鳴き声のお出迎えだ。
コケコッコー、しっかりした立派な鳴き声である。
何でも長鳴鶏といって鳴き声を楽しむ鶏だという。

鶏なりに「いらっしゃい」といってくれているのだろう。
ウーン懐かしすぎるではないか。
かっては日本中、田舎では毎日のように聞こえる鳴き声だったのに・・・。

いやいや鶏の鳴き声を聞きに来たのではない。
水仙だ。水仙・・・。

水仙は玉祖神社の鳥居のすぐ脇からズラリと咲き誇っている。
八尾の町が見下ろすように斜面を埋め尽くして咲いている。
特に広いという訳でもないが、それでも2,000uというから大阪近辺では立派なものである。

水仙の近くには大きくそびえ立つように長鳴鶏の木像が、そして長鳴鶏の石像もある。
狛犬ならぬ狛鶏と云ったほうがよいのか?

もう一つ目立ったものがある。クスの大木だ。これは凄いは迫力だ。
幹回りは8.5m高さ20.6mと云う大木が境内のど真ん中にデンとそびえる。

そして極め付きはキノコの漫画を切り抜いたようなヘンチクリンな園が神社の前にある。
詳しくは解らないが何でも使命の終わった古い木々を土に戻す取り組みをしているとか?

水仙、長鳴鶏、狛鶏、長鳴鶏の石像、キノコの園、クスの大木、八尾の町を見下ろす絶景。

玉祖神社はなかなかユーモアと云うか不思議と云うかアンバランスと云うか?
花見ファンにとってのこの組み合わせはどう表現すれば良いのだろう?
おすすめ度
(2.7)
八尾の町を見下ろす高台に咲く水仙は見ごたえがあります。
何よりすぐ近くに水仙の名所があるというのが大阪の人にとっては嬉しいですね。
時間があればフラッと寄ってみられてはどうでしょうか?

玉祖神社の水仙をご覧ください


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