大和葛城山のツツジ

葛城山のツツジを観に訪れるのは10数年ぶりだ。

ロープウェイ乗り場近くの駐車場へ着いたのは9時半ごろだった。
すでに多くの人が集まっている。
50人乗りの葛城山ロープウェイは8分間隔のピストン運転をしていたが
それでも40分待ちであった。
日曜日の昼前頃には200分になる事もあるという。

前回は徒歩で登ったのだがもう体力的に無理、
今回は何時間待ってでもロープウェイのお世話になる事にした。

ロープウェイを降りて美しい新緑の下を進むこと20分程、
葛城高原ロッジの近くからツツジの谷？に向かった。
いくつかの見晴台には多くの人が座っている。
近くへ、近くへ・・・。
徐々に下の方から赤いツツジが湧き上がってくる。
下の方を見下ろすともうそこは真っ赤に燃えている。

谷間がツツジで被われ燃えるように紅い。
昔、山が燃えていると消防署に通報した人がいたという逸話があるそうだ。
まさに葛城山のツツジは天空の燃える花園なのだ。

透き通るような青空、目の前の金剛山の稜線がくっきり見える。
葛城山の山頂は959mあり見渡すパノラマの景色が素晴らしい。

一目百万本ともいわれるツツジの景色は大迫力だ。
情熱的と言った方がよいのか？
地球のの生きるパワーをビシビシと感じる。
ある意味、凄いパワースポットではないだろうか。

帰宅してから前回訪れた15年前の写真と比べた。
やはり、はるかにボリュームが増えている。
ツツジの木が大きく成長しているのを確認したのだった。

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