大阪天満宮の盆梅展
大阪天満宮は梅の名所として関西では名高い。
駅に広告やパンフでもその時期になればやけに目に付く。
特に盆梅展は見ごたえがあるようだ。
期待に胸を膨らませてJR「天満宮駅」で電車を降りた。
大阪天満宮として名高い割には境内は狭い。
都会のど真ん中だから当然といえば当然だ。
境内をぐるりと回るもそれほど見るべき梅の木は無い。
少々落胆!何処に梅があるんや?グルグル境内を回るもさほどの木はない。
都会ではこの程度でも名所と言うのだろうか?
各地の花の名所を回る私が贅沢すぎるのかも知れない。
しかしまだ盆売がある。これは期待しても良いだろう。
なにせ「大盆梅展」と「大」がついているのだから。
入場料の500円は梅の名所としては高すぎると思ったが奮発して入ってみた。
さすがの大人気だ、多くの人で会場は人で溢れそうだ。
厳かな雰囲気もこれではその雰囲気は半減しそうである。
一つ一つ鉢を見て回る。なるほど、なるほど。
私も盆栽が好きである。目の前に並ぶ作品には目が点になるほどだ。
これらの作品は世界の何処へ出しても恥ずかしくない。
どの盆梅も思わずうならせるような見ごたえである。
花という点から見れば梅の花はどんな所に咲こうと梅の花である。
花びらの大小や艶の変化はあっても大きな差異は無い。
花見として重要なのは花の量、色の変化、自然との調和、
背景や周りの環境などとの競演、等々である。
勿論、量のみ論じるのも、色のみ論じるのもナンセンスかもしれない。
人それぞれの見方、感じ方があってよい。
重要なのは花を見る人それぞれが感動することだと思う。
おすすめ度 |
(1.4) |
盆梅の技術と年期の入った作品は見事の一言につきる。
数は決して多くないが盆梅のみの観賞ならお勧めできる。
ただ、花見という点から見ると少し的が外れている。
作品展としてではなく、あくまで花見という観点からの採点なので悪しからず。
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鉢の数はそれほど多くは無いが年期の入った幹の味は何ともいえない。
残念ながら私の300万画素の古いデジカメではこの味は出せない。
また、撮影するにも場内は暗い。フラッシュを使うわけには行かないので
携帯電話のカメラ機能でも撮ってみることにした。
掲載の写真の多くは携帯電話で撮ったものです。
画像処理していますが少々見苦しくなっております。
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