城南宮の梅

城南宮の梅を観に行った。
城南宮は名神高速道路の「京都南IC」のすぐ近くにある。
国道1号線が走り京都の交通の要所の側にあるわけだ。
昔からよく走っているが城南宮に来たのは全く初めてだった。
どうせ大したことはないだろうという思いがあった。
車の排気ガスにまみれた梅というイメージもあったと思う。
ところがどっこい、なかなかのものである。
梅はしだれ梅が中心でピンク色の花を梅園いっぱいに咲かせていた。
決して広くはない梅園だが、庭園の造りとしだれ梅がマッチしていて大変雰囲気が良い。
そこには、まさに春の彩りが充満している。

城南宮は大きく5つの庭に分けられている。
春の山、平安の庭、室町の庭、桃山の庭、城南離宮の庭である。
梅園となっているのは春の山である。
が、他の庭にも少しずつだが梅を配して違う顔を見せてくれている。
城南宮の5つの庭はそれぞれ全く趣が違う。
しかし、どれもが魅力ある美しい庭園なのだ。
たとえ花がなくても庭園だけでも見に行きたい名所といえる。
おすすめ度 ★★★
(2.9)
庭園は庭園として、春の山は枝垂れ梅だけをそろえている。
周りすべてが薄紅や純白のしだれ梅で包まれるのは贅沢な気分にさせてくれます。
花の時期、近くを通られる折があれば是非立ち寄って見られてはいかがでしょう。

城南宮の梅園をどうぞ



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