金剛輪寺のあじさい

湖東三山の一つとして有名な金剛綸寺、
紅葉の時期に来た時は多くの人が訪れており驚いたが、
今回アジサイを観に訪れた時は駐車場も境内もガランとしていた。
その落差にまたまた驚くこととなった。

静かである。
これぞ山の修行寺である。
派手な紅葉と違ってこの静けさこそがアジサイの舞台である。

ゆっくりと参道を進む。境内にある茶店で蕎麦をすすり
まずは腹ごしらえを整えた。
紅葉の時の美しかった池泉式の名寿院庭園はアジサイが少ない。

本堂を目指して千体地蔵がならぶ参道を進む。
やや薄暗い参道にならぶ石地蔵に赤い風車が異様だ。

やっと山門に着いた。
仁王門の両側に大きな藁草履、修行の寺の印象が強く滲む。
正面に国宝の堂々たる、左手へ進むと上の方に三重塔がそびえている。
アジサイはその三重塔の手前に沢山咲いていた。
が三重塔のすぐ近くにはアジサイが少ない。アジサイと三重塔のコラボを
撮りたいとひたすら思ってたどり着いたというのに・・・。

花であれ紅葉であれ三重塔の見える所は最高の舞台である。
少々残念である。が、花に罪はない。
カメラマンや花見ファンの贅沢過ぎる望みでしかないのだ。

所在地 : 滋賀県愛知郡愛荘町松尾寺874
google地図 


おすすめ度 ★★
(2.3)
広い境内の所々にアジサイは咲いていますが量的には物足りない。
唯一見どころの本堂や五重塔との競演も不成立?。
そして、そこへたどり着くまで参道の坂道が・・・。
でも境内の雰囲気を楽しみながらゆっくり上るのも良いでしょう。

金剛輪寺の境内へあじさいを観に入りましょう


金剛輪寺の入口

モミジのトンネルの参道

ざるそばで腹ごしらえ

名勝庭園の入口

アジサイが咲いている

龍の襖絵が迫力

庭園にアジサイは少ない

千体地蔵の参道を進む

二天門に架かる巨大ワラジ

二天門の側にもアジサイ

国宝の本堂

三重塔

金剛輪寺に咲くあじさいです