万博公園のアジサイ

万博公園、自然文化園の最も奥深い所にアジサイ園はある。
正面ゲートからは北西にあり「あじさいの森」と名付けられている。
あじさいの森周辺には約30種4500株が植えられているという。
あじさいの森の手前に「春の泉」がありその泉から中央の池に
「桜の流れ」という変な名前の川が流れ込んでいるのだ。
約200m程の短い川なのだがその両岸にはあじさいが咲き、何とも美しい。
とても人造の川には見えず、全く自然な雰囲気だ。
開放的で明るい雰囲気に溢れている。
それと対照的にあじさいの森は木々で覆われやや薄暗い感じがする。
森の中は遊歩道や休憩所も造られ、落ち着いた雰囲気が漂う。
額アジサイが多いように感じる。
木々の間には様々なアジサイが植えられているのだが、
日当たりが少し悪い為か?あまり良い色は出ていないように見える。
それだけに額アジサイが多く感じるのかも知れない。
額アジサイは一輪一輪を見ているととても趣があり、美しい。
森にはよく似合うかもしれないが群生していてもあまり自己主張をしていない。
額アジサイはどちらかといえば、あじさいの中では若干地味なのは否めない。
ビッシリと植えられ、花が今を盛りと咲き誇っている。
なのに何か物足りなく感じる。
川沿いに色とりどりに咲く派手な大輪のアジサイを見た後だから一層そう感じるだろう。
もし、見る順序が逆で、地味な場所から派手な場所へと移動していたなら
また違った感じがしていたかもしれない。

おすすめ度 ★★★
(2.8)
万博公園は見る時期を間違えなければどの花も美しい。
日にちを調整すればアジサイと同時にラベンダーや花菖蒲なども見られます。
同じ訪れるのなら合わせて見たいものですね

「あじさいの森」手前にある川、「桜の流れ」側のアジサイです

「桜の流れ」の源流、「春の泉」です

万博公園「あじさいの森」のアジサイです