須磨離宮公園のアジサイ園

アジサイは神戸市の市の花になっている。
六甲山をはじめ市内各地にはアジサイが多いからだろう。
須磨離宮公園にもアジサイ園があり、多くの客を集めている。
須磨離宮公園といえばバラ園があまりにも名高い。
アジサイ園は何故かバラ園の影に隠れて存在感が薄いように思える。
それでも須磨離宮公園のアジサイは約20種8,000株と結構充実している。
須磨離宮公園の入り口から右手のほうに進むとアジサイが左右に咲いている。
アジサイロードとも言われているようだ。
だが、アジサイ園はもっともっと奥の方、橋を渡って東の植物園にある。
静かなアジサイの森といった感じだろうか。
普通の田舎風のアジサイ園だ。
豪華な宮殿の庭園風景のバラ園と比べるととあまりにも落差がある。
そんな気がするのは私だけだろうか？
アジサイたちには気の毒な気がするが・・・もう少し何とかならないのだろうか？
貴族の楽しむバラ園なら、こちらは殿様が楽しむアジサイ園というのはどうだろう？
少し格式の高い・・・そんな企画があってもよいのでは・・・？
はるか遠方から足を運んでも値打ちのある、そんな花園にして欲しい。
私たちは花を観るためにだけ遠くへ出かけるのではない。
行く所それぞれに違った感動をもらえるから遠くても出かけて行くのだ。
どこからか何を贅沢な事を言っているんだ、とお叱りの声が聞こえそうだが・・・。

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