東光院のアジサイ

東光院は綾部駅からは西へ3キロほど行った所に位置し、
地元ではアジサイ寺として知られている。
東光院の境内には約2500本のアジサイがありこの季節は遠くからも人が訪れるそうだ。
綾部の町からはそんなに遠くはないのに東光院は少し鬱蒼とした谷間にある。
それが一層あじさい寺としての雰囲気がでるのかも知れない。
小さな川が流れておりその川に沿って参道が続く。
アジサイはその川を覆いかぶさるようにして咲いているのだ。
参道を進むと右側に仁王門があり、その側に「あじさい見学者駐車場」と立て看板があった。
そこで車を停め横の川を覗き込む、
川筋に沿ってびっしりとアジサイが咲いている。
やや薄暗い雰囲気と、清掃の行き届いた庭が仁王門を厳かに見せている。
残念ながらやはりここの仁王様もかなり朽ちかけている。
というより湿気が多いせいだろう仁王門全体がカビなどでやられているようだ。
日本各地の仁王様が悲鳴を上げている。俺を誰だと思っているんだ。
ないがしろにするととんでもない事が起こるぞ。
仁王様、もう世界は壊れかかっています。
日本も借金地獄でこれからの時代は大変な時代ですよ。

東光院へ向かって少し歩くと川は左側に来ていた。
左手はびっしりとあじさいで埋もれている。
上の方は鮮やかな青のアジサイが坂を駈けあがっている。
右手は池があり、奥へ進むと東光院の建物が見える。
このあたり一帯が最もアジサイの見所のようだ。
境内の門を入って本堂の側に少しアジサイがあるが建物の周囲はほとんどアジサイは無い。
山手のほうに少し登るも6地蔵のあるあたり迄のようだった。
アジサイの範囲が割合少ないように感じたのはすこし贅沢といものだろう。
範囲が狭くてもそれだけ集中力があるので見ごたえはあるだ。
おすすめ度 ★★★
(2.5)
谷間の寺院ということで少し鬱蒼とした場所があり、
静かで厳かな感じがしますが、生活感がでる普通の住宅が見えるところは
少しアジサイの名所としては残念なところです。

東光院のアジサイをご案内


この道を入る

参道の両側にアジサイ

仁王門が見えてきた

静かな佇まいが神聖だ

仁王門、その奥が駐車場

仁王門側の川沿いも

アジサイの参道を進む

右手に東光院が見える

横の川はアジサイが覆う

この上が東光院本坊

本堂の前のアジサイ

本堂前から橋を望む

橋を渡って本堂方面を

アジサイが尚も続く

六地蔵,紫陽花はこの辺迄

上から東光院を望む

丸い池の周辺に

ユニークな羅漢像が

今日はのんびりしてまっせ

白いアジサイも美しい

東光院のアジサイの風景です