播州山崎花菖蒲園の花菖蒲

播州山崎花菖蒲園は関西でも、いや全国でも有数のの花菖蒲園だった。
と過去形でいうのは残念ながら2016年を最後に閉園してしまったのだ。

山崎花菖蒲園は1979年に開園した歴史のある花園で、花菖蒲の季節のは多くの花見ファンで賑わう。

山崎花菖蒲園は中国自動車道の山崎インターから北へ約2kmほどの所にある。
大阪からは車で約2時間、丁度ドライブにはもってこいの距離だ。
山崎花菖蒲園の広さは東京ドーム2個分が入る約9ha。
花菖蒲は約1,000品種100万本と云うから凄い。

山あいと云うより谷あいと云ったような長細い土地に
回遊式の庭園様式を取り入れ自然と花の調和をはかった素晴らしい花園である。
花菖蒲以外にも水仙、ツツジ、シャクナゲ、アマメ、アジサイ等々色々な花が植えられ育てられている。
特に花菖蒲は谷あいを埋め尽くすその光景は見る物を圧倒する美しさだ。
山崎花菖蒲園は花菖蒲の保存や開発にも力を注いできた、いわば花菖蒲のメッカなのだ。
多様な品種を系統的に保存する国内でも数少ない施設だという。

花菖蒲は大変手間のかかる花だと聞く。
それなのにこれだけの広さと種類と株数である。
我々の見えないところでどれだけの苦労と努力をなされているか・・・。
我々花見ファンはそのことを思いやって感謝の気持ちで楽しまなければならない。
つくづくそう思う。

ありがとう山崎花菖蒲園、
ありがとう山崎花菖蒲園のスタッフのみなさん。

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