善峯寺の紅葉

善峯寺は京都洛西の山の中腹にある寺だ。
善峯寺は関西のハイカーには有名なポンポン山の登り口にあり、
西国二十番札所としても知られている。

その善峯寺が秋の深まりとともに紅葉に包まれる。
善峯寺は平安時代に建立されたもので国宝や重要文化財が多い。
他の京都の社寺に比べると知名度はやや低いが知る人ぞ知る紅葉の名所なのだ。

駐車場で車から降りるともうそこは紅葉の世界・・・。
山門、本堂、多宝塔、・・・数多くの歴史的な建物が紅葉に包まれている。
境内は大変広く階段や坂道を上へ上へと広がっている。
紅葉も上へ上へと広がり何処を切り取っても本当に美しいのだ。
そして上から境内を見下ろす。
紅葉に埋もれるようにして寺社が点在する。紅葉の向うに京都の町も眼下に広がっている。
善峯寺の境内は絶景の連続だ。
京都随一の美しさと言っても過言ではないだろう。

最近、テレビなどで放映される事もあり多くの人で賑わっている。
この日も愛知県や、遠く関東からの車も見られた。
善峯寺の紅葉も徐々に全国区に成りつつあるのかも・・・?

紅葉とは別に、善峯寺の見所は多い。特に記しておきたいのは
天然記念物にもなっている「遊龍の松」と名付けられた樹齢600年の五葉松だ。
天から龍が遊びに降りて来たかのように境内を這い、なんとその長さが54mにも達している。
おすすめ度
(3.9)
善峯寺は紅葉の穴場です。山の中腹に位置して京都の街並みをバックに紅葉が冴えます。
ただ足の弱い人にはお勧めできません。
途中の道が狭いので気を付けてお越しください。

紅葉に包まれた善峯寺をご案内


駐車所から紅葉に包まれる

豪快な善峯寺の山門

山門も紅葉で包まれている

山門手前にある食堂兼売店

善峯寺入口の料金所

石段を登ると本堂だ

本堂横の庭園も美しい

文殊堂から山門方向を望む

龍が這っているような五葉松

紅葉に包まれる多宝塔

京都の街並みを見渡す

紅葉の経堂と遊龍の松

どこも紅葉に包まれている

善峯寺の向こうの山も・・・

上から見る紅葉の境内

奥ノ院の石段

この坂道は上も下も紅葉だ

奥ノ院からの眺めは絶景だ

桂昌院を祀った桂昌殿

奥ノ院横の庭園と池

善峯寺の紅葉の景色をどうぞ

樹齢600年の五葉松「遊龍の松」は全長54mに達する



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