永観堂の紅葉

禅林寺・永観堂はモミジの永観堂として京都を代表する紅葉の名所である。
紅葉の時期ともなると百貨店のセールなのかと思わせるほど人の多さが半端ではない。
入口の料金所はものすごい行列ができている。

信者ではない。参拝もしない。単に植木(モミジ)を見るだけなのに拝観料として1,000円。
愚痴はよそう。酒がまずくなる・・いや、紅葉が心から楽しめない。

流石、モミジの永観堂だ。
全ての植木がモミジなのかと思うほど紅葉で埋め尽くされている。
赤、赤、赤、燃えたぎる赤の世界だ。
美しいを通り越している。その迫力は半端でない。
ここは極楽なのか?それとも火の海地獄なのか?

人の流れに沿ってぞろぞろ・・・。
撮影ポイントに差し掛かってもゆっくり写真が撮れない。
長く立ち止まれば他の鑑賞客に迷惑がかかる。
決して広いとは言えない境内を一巡するのに1時間もかかった。

空を覆う赤い紅葉、地面に降り積もった赤い紅葉や黄色いイチョウ、
上から下から迫られるシーンではもう息が止まるほどである。

いやはや参りました。
興奮で今夜は寝られぬやもしれない?

そして外へ出ると紅葉の極楽浄土?を求めて押し寄せる民衆が
相変わらず凄い列をなしている。
仏界か地獄界かわからぬままに否応なく現世に押し戻されてしまった。
おすすめ度
(4.5)
紅葉の名所としてあまりにも名高い所です。
3,000本はオーバーかもしれませんがそのぐらいの見ごたえは有ります。

永観堂の紅葉です

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