粟田神社の紅葉
粟田神社は平安神宮の南のほど近い所にある。
小高い丘の小さな神社だ。
三条通りから小さな参道があるが地域の人でなければあまり気がつかないであろう。
鳥居から続く石畳のその参道の右側に銀杏の木が並んでいる。
が、残念ながら上の方は切られてイチョウの色づいた美しさは見られなかった。
少し進むと又鳥居があり、その少し先からなだらかな石段の参道となっている。
奥の方は見事な紅葉のトンネルだ。
僅か50m余りの石段であり紅葉も多いとは言えない。
それでも来てよかったと思えるだけの美しさはあった。
紅葉の側では獅子と神馬の像が並んでいるのが興味深い。
この近くに昔、貸馬業を営む人達が住んでいたとの事だ。
粟田神社は京都の東の出入り口にあたる為、その昔、旅の安全を祈る参拝客が多かったらしい。
現在は今流行りの刀剣乱舞の聖地の一つとして若い人たちが訪れるそうだ。
高台に位置する境内から街並みが見渡され、平安神宮の朱色の大鳥居が目立って見えていた。
ごくありふれた小さい神社と紅葉ではあるが
何かしらほっとさせる雰囲気も感じられた。
おすすめ度 |
(1.8) |
特にお勧めするほどの紅葉は有りません。
が、少ないながらもほっと一息つけるような紅葉です。
山椒は小粒でピリッと辛い・・てなところです。
|
粟田神社の紅葉です