平城宮跡のさくら

平城宮跡は約1200年前、奈良時代の都が平城京に置かれていた場所だ。
平城宮跡、120haの広大な遺跡に桜が昔の栄華を偲ぶように咲く。

平城宮跡はかってはほとんど何も無い、
ただ、だだっ広いだけの広場だったように憶えている。
平成に入って整備が急速に進められまず朱雀門が復元された。 続いて第一次大極殿などが復元されて行った。

そして2010年には平城遷都1300年祭が大々的に行われ、
全国から多くの観光客が訪れ、賑わっている。
第一次大極殿と若草山を望む景色は奈良時代のいにしえが現代に蘇えって来たようだ。
昔の都にもこんなに桜はあったのだろうか?
そして、優雅に桜を楽しんだのだろうか?
ふとそんな疑問がわいてきた。

広い広場の周囲に植えられた桜の下で家族連れがお弁当を広げている。
資料によると1000本となっているが見渡したところでは200本から300本くらいだろうか?
とにかく広いのでそんなに多くあるようには感じない。
出来れば中央部などにも桜が欲しい気がするが、史跡なので色々と制約もあるのだろう。

(2010年に開かれた平城遷都1300年祭に訪れた時の写真も最下段に載せています。)


おすすめ度 ★★
(2.4)
平城宮跡はとにかく広い。ぐるりと回るだけでも結構時間がかかります。
桜だけでなく平城京歴史館や資料館なども見てて欲しいものです。

平城宮跡をご案内


真中を走るみやと通りから

駐車場から西へ歩く

近鉄電車が平城宮跡を通過

復元された第一次大極殿

花吹雪の下を走る子供たち

第二次大極殿の東側の桜

第二次大極殿

第二次大極殿の東側の桜

第一次大極殿の囲い塀

若草山が見える

建物の柱台の復元

第一次大極殿を望む

平城宮跡のさくらをどうぞ

2010年に行われた平城遷都1300年祭の様子です