粉河寺のさくら

粉河寺は和歌山ではさくらの名所として親しまれているが
西国三十三ヶ所の第3札所として由緒ある寺である。
重要文化財も多く、また枯山水の庭園も桃山時代の名園として名高い。
和歌山県の北東部紀ノ川に沿って奈良方面へ国道24号線を走れば
直線距離で橋本市の手前約20kmの所に位置する。
大門をくぐると右に小さな川が流れ、左にいくつかのお堂の建物が立ち並ぶ。
その辺りから桜並木が中山門の所まで約500mほど続く。
途中ピンク色の八重の枝垂桜が朱色の建物とのコントラストがとても美しい。
中山門の前の階段の付近に咲く桜も山門と併せて見ると大変重厚感がある。
山門をくぐり中庭にも何本かの桜が美しく咲いている。
中でもお堂の前にある古い大木は何度か折れているようではあるが見ごたえのある桜だ。
おすすめ度 ★★★
(3.2)
  境内を彩る約200本のさくらは由緒ある古寺の本堂や山門とからんで大変美しい。
ただ交通の便が不便なのは残念だが、それがかえって俗化せずに味わいが深いとも言えるだろう。 宴会などは出来ないので注意いを・・・。

粉河寺のさくらをどうぞ


粉河寺の大門

駐車場から見た参道

お堂の前のピンクの垂れ桜

参道はさくら道

中門下から見た参道

中門下の桜は緑の植木と良く合う

粉河寺の本堂

苔生した古木は見事

参道から中門を望む