和歌山城のさくら

徳川御三家の一つ紀州藩紀州徳川家の居城であった
和歌山城は和歌山市のほぼ中心にある。
和歌山城は町並みを眼下に見下ろせる標高48.9mの虎伏山にあり、
北の紀ノ川、西に紀伊水道を一望できる。
その雄大な景色と城の周りに絶妙に配置された満開の桜が
いやが上にも和歌山城の風格を一段と盛り上げている。
それにしてもなぜこうも城と桜は似合うのだろうか?
どちらも日本人の記憶のDNAに叩き込まれているからだろうか?
満開の桜越しに見る城の景色はまさに芸術、何度見ても飽きることはない。
桜はどこで咲いても桜、美しさは同じ、
ではあるが、咲く場所が変わり、演出するバックが変わると
これほどまでに輝き方が全く変わってくる。
和歌山城に咲く桜は世界に誇る城を飾り、
自らも輝きを一層増している最も幸せな桜と言えよう。

おすすめ度 ★★★★ 和歌山城の天守閣の側まで迫るように咲く桜はまさに圧巻である。
何も言う事がない。
花見ファンのどん欲な望みを強いて言えば城の前の広場がもったいない。
その広場も桜で包んで欲しいとさえ思う。

和歌山城のさくらの景色をどうぞ