大阪城のさくら

豊臣秀吉の築城した大阪城はいつの時代になっても大阪のシンボルである。
その大阪城が最も輝きを見せる季節は何と言ってもさくらの季節であろう。
武士が政治を司る時代が長く続いた日本ではその舞台は城が中心であった。
城を建てる一つの意味は庶民にその威厳と風格を見せるためでもあっただろう。
そのためには何としても美しく立派なものに見せなくてはならない。
城の周りに植えられている木は主に松と桜である。
松と桜、まさしく威厳、風格、華やかさ、美しさの象徴ともいうべき木である。
さくらは古くから日本人の心の奥深くに入り込んでいる。
桜を意識して城の形が作りあげられてきたのではないだろうか?
さくらと城を同時に眺めていると不思議とそんな気がしてくる。
それほどまでにさくらと城は良く似合う。
おすすめ度 ★★★ 言わずと知れた大阪城は大阪の桜のメッカといえるでしょう。
お城と桜、お濠と桜、石垣と桜、高層ビルと桜、どの組み合わせもいいものです。
しかし、桜といえば花見の宴会、その宴会のための場所取り風景。
青いビニールシートが一面に敷かれている光景だけはいただけません。

大阪城のさくらをどうぞ


大川南側の陸橋から
大阪城が見える

ここが大手門
大名行列が見えそうだ

内濠のさくら越しに
天守閣を望む

天守閣近くから
西の丸庭園方面

南外濠の南側は宴会場の
人気の場所

このピンクの八重桜も
かわいい

この地下には6,970年への
タイムカプセルが

西の丸庭園は桜のバックに
天守閣が望める所

右の内濠、遠くにビジネスパーク

極楽橋を渡れば天守閣はすぐそこ

天守閣には桜が良く似合う

桜門前の内濠には水は無いが桜は見事

さくらがあればお濠の色まで美しい

西の丸庭園(有料)の一角にも桜並木