蹴上インクラインのさくら

蹴上インクラインの桜は憧れの桜である。
というのも鉄道と桜の取り合わせは何故か合うのである。

蹴上インクラインは明治に敷設された全長582mの傾斜鉄道跡だ。
その古い鉄道を桜が覆う。
その雰囲気が我々をロマンと哀愁の世界へと誘うのだ。

蹴上インクラインの桜は想像以上に凄い人気である。
正直なところ、これほど人が多いとは思わなかった。
レールの上は人、人、人で埋め尽くされているのだ。

鉄道と桜の共演ではなく群衆と桜の共演を見にきたようなものである。
人が流れるようにゆっくりと歩く。私もその流れに乗って歩いた。

途中少しでも人が空いた所になるとカメラをパチリ。
蹴上インクラインのレールとサクラの共演を少しでも撮りたいと・・・。
しかし最後までレールと桜のコラボレーションを撮るのは不可能だった。

それにしても蹴上インクラインの桜は凄い。
人が多すぎて特徴的な雰囲気はぶち壊しなのだが・・・。
それを補って余りある桜のボリュームと美しさであった。


おすすめ度 ★★★★
(4.0)
素晴らしい桜です。
人気のあるのがうなずけます。機会があれば是非ご覧ください。

蹴上インクラインのさくらをご案内しましょう


蹴上の交差点から見る蹴上の桜

風情たっぷり、ねじりんぼのトンネル
 
レンガの門をくぐるも人の行列

桜の世界が広がる

蹴上インクラインのレールと桜

人が少し切れたところで・・・

向こうに京都の街並みが見える

蹴上発電所のパイプ

パイプの上に咲く桜

レールはここまで

噴水の向こうは動物園だ

琵琶湖疏水記念館から

岡崎疏水を十石船が浮かぶ

蹴上インクラインのレールと桜

南禅寺前の橋の上からの眺め

蹴上インクラインのさくらをご覧ください