高台寺のさくら

高台寺はねねの寺として親しまれ、豊富秀吉の妻、北の政所(ねね)ゆかりの有名な寺である。
京都は若い頃2年間程住んだことがあるが高台寺は行ったことがない。
一度は訪れたい場所でもあった。
        
桜を求めて入ったわけだが、残念ながら境内に桜は少ない。
有名なしだれ桜は方丈前の庭に咲いていた。
白砂がその桜を浮き上がらすように演出しており本当に美しい。
夜間はライトアップも行われ幻想的な桜を観ることが出来るという。

しかしその他に桜は?・・・桜は?
何も数だけが花見ではないのだろうが。
桜を見に来た者としてはあまりにも寂しい。
まあ、こんなこともあるだろう。

気持ちを切り替えて高台寺自慢の名勝庭園を楽しむ事にした。
まあ、こんなこともあるだろう。
桜とは少し離れるが馬酔木やシャクナゲが魅力的な顔を見せてくれた。
竹林も美しい。そして回廊の形もなかなかのものだ。
傘亭や時雨亭などの建造物も趣があり大変楽しいものだ。

表へ出て驚いた。
横にある高台寺公園の桜が凄く満開で美しいではないか?
境内とは言いにくいが高台寺の敷地内ではあるようだ。
ということは一応は高台寺の桜と云えるのだろうか??


おすすめ度
(1.0)
高台寺は素晴らしいお寺です。
ここでは桜の評価ですので桜の絶対数が乏しければ評価に値しませんね。

高台寺のさくらです

高台寺の庭園を楽しみましょう


史跡・名勝高台寺庭園の石柱

方丈庭園に咲く枝垂桜

茶室の一つ遺芳庵

池を渡る回廊、観月台

開山堂と美しい庭園

龍が登るような回廊、臥龍廊

池を渡る臥龍廊

上から見下ろす臥龍廊

見事なシャクナゲだ

利休が好んだという傘亭

傘亭に咲く立派な馬酔木

傘亭内部

茅葺の分厚い屋根

二階建ての茶室、時雨亭

時雨亭の側にも馬酔木が

竹藪の中を進む

見事なほど美しい竹藪だ

上を眺めるのも美しい

高台寺の外へ出ると

左手に桜がいっぱいだ